心理学でコミュニケーション能力が上がる?相手の本音が分かるテク!

こんばんは、天田です。

みなさんは、コミュ力で悩んだことはありますか?

コミュ力というのは、

『コミュニケーション能力』

の略で、最近は若い人を中心によくこのコミュ力が話題に上がりますよね。

『俺はコミュ力がないから友達がいない…』

『コミュ力がないと人生が辛い…』 

『結局、コミュ力があるやつが出世していく…』

などなど。

自分のコミュ力がないことに悩んでいるひとは多いと思います。

かくいう僕も、高校生~20代の前半は悩みまくってました(笑)

自分のコミュ力不足に悩んでいたあのころ…

今でこそ僕は、正直にいってかなりのコミュ力があり、

どこの職場にもいる

『誰からも嫌われている問題人間』

のようなひととも、すんなり仲良くなれるようになっています。

でも、高校生ぐらいのころはどん底で、

〇クラスのなかに友達ゼロ。

〇というか、まともに話ができるひともゼロ。

〇もちろん、彼女なんて夢のまた夢。

という状態でした。

20を超えてからはさらにひどくなり、

〇生活は、職場と家の往復のみ。

〇仕事の話以外は一切、できない。

〇他人の目を見ることができず、常に下を向いている。

〇声がボソボソして、おまけに早口。

〇もちろん彼女なんていない。

というような最悪な状態になっていました。

正直、今思い出してもなかなかキツイ日々でした。

でも、自分の心を前向きにするために『心理学』を学んだら、

自分でも気がつかない間にコミュ力が勝手に上がってきて、

気が付けば、今ではむしろ普通の人よりもコミュ力が上がってました。

コミュ力をあげようとしていたわけではないのに、です。

でも、心理学を学ぶと、自動的にコミュ力が上がってしまうんです。

なぜ心理学を学ぶとコミュ力が上がるのか?

理由はいたって簡単です。

『人間の心の仕組みが分かるから』

もっと言ってしまえば、

『相手の本音が分かるから』

です。

たとえば、こんな出来事がありました。

僕の職場に、アルバイトとして、

『東大を目指している浪人生』

がはいってきたのです。

東大を目指しているということは、かなり頭がいいですよね?

実際、かなりレベルの高い塾に通っているらしく、

頭は相当良いみたいでした。

が、残念なことに、彼にはひとつ性格に欠点がありました。

『周りの人間を見下すのです』

勉強ができるひとのなかに、たまーにこういうタイプがいますよね(^ω^)

勉強だけじゃなく、お金持ちなんかにもいます。

で、彼もその例にもれず、

ことあるごとに周りをバカにするような発言をしたり、

見下すような態度を取っていました。

…まあ、マンガやドラマの悪役のように、

ものすごくロコツにバカにしてきたわけではありませんが、

ちょいちょい、周りをバカにする態度が出ていました。

で、そうなるとどうなるかと…

当然、めちゃくちゃ嫌われます。

あっという間に、彼は職場でほぼ孤立してしまいました。

特に女性陣の嫌い方が顕著で、

『ほんと、うざい』

『はやくいなくなって欲しい』

『話しかけられるのもいや』

と、散々な言いようです。

みなさんは、こういうひとが周りにいたらどうしますか?

すぐにこちらをバカにしてきて、

見下してくる態度の人と仲良くなれるでしょうか?

…けっこう、難しいですよね?

でも、実はその職場で、

僕だけは彼と仲が良かったのです。

なぜなら、

僕は、彼が虚勢を張っているのだということを、

会った瞬間から気づいていたからです。

人を見下すのは怯えている証拠

みなさんは、他人を見下す人間をどう思いますか?

『自分に自信がありすぎて、他人を下に見ている』

と、思っているひとは、ちょっと勘違いしています。

他人を見下すのは、本当は劣等感を持っている証拠なのです。

劣等感を持っているから、それを隠そう、隠そうとして、

他人をバカにしたり、自分を大きく見せて安心するのです。

どんなに完璧なエリートでも、他人を見下すひとは、

本当は親からの愛情不足などで劣等感を抱えていたりします。

反対に、本当に自分に自信があるひとはいつもニコニコしていて、

自慢もしなければ見下したりすることもありません。

する必要がないからです。

ある心理学者の先生いわく、

『他人を見下す人間は、見下されたくない、バカにされたくない、と怯えているからこそ、先手を取って先に見下す』

と、おっしゃっていました。

まさにそのとおりです。

僕はそういった心の仕組みを知っていたので、

彼が周囲の人間を見下す態度に出た瞬間に、

『あ、この子はバカにされるのが怖くて怯えているんだな』

と、気づきました。

そして、『精一杯虚勢を張っている』と分かっていたので、
僕を見下すような発言をしても、ちっとも腹は立ちませんでした。

それどころか、彼に親しみのようなものを感じました。

誰だって、つい強がってしまったりすることはありますよね?

ちなみに、彼が虚勢を張ってしまう理由もすぐに見当がつきました。

1、初めてのバイトで緊張している。
2、そもそもやや人見知り。
3、一浪したことを気にしている。

だいたいこんなところでしょうか?

特に、意外と3番が大きいのだと思います。

で、そのような親しみを持って接していると、
いわゆる『鏡の法則』というやつで、

彼もすぐに僕に心を開いてくれました。

(鏡の法則というのは、人間のコミュニケーションの法則のことで、
自分が相手を好きなら、相手もこちらを好きになり、その逆も同じ、というものです。恋愛関係以外はかなりこの法則が当てはまります。)

ちなみに、彼の僕への慕い方は、
言い方は悪いですが『子犬が親を慕うような感じ』といえば分かるでしょうか?

僕が職場にいくとすぐに嬉しそうに僕のもとによってきて、
僕にだけ延々と嬉しそうに話しかける、という状態です。
(僕に対しては見下した態度ももう取らない)

まあ、職場の誰ももはや彼には話しかけていなかったので、
嬉しかったのでしょう。

で、そうやって仲良くしていたとき、
彼がポツリと本音をもらしたので、
ああ、やっぱり僕の考えは正しかったか、と確信しました。
(最初から確信していましたけど)

どういうことかというと、彼は仕事が終わってみんなで話していると、
全員が帰るまでなかなか帰ろうとしないのです。

僕以外とは会話もできないのに、なぜか帰ろうとしません。

ようやく解散になり、彼とふたりっきりになったときに聞いてみました、

僕『なんですぐ帰らないの?勉強大変なんでしょ?』
彼『いや…帰ったら、僕のいないところでみんなに悪口言われるんじゃないかって怖くて…』

と、ポツリ。

これが、彼の本音だったわけです。

他人にバカにされたり、嫌われたりするのが本当は誰よりも怖い。

それなら仲良くすればいいじゃないかと思うでしょうが、人見知りでコンプレックスが強いためそれもできない。

となれば、自分を強く・大きく見せるしかない。

だから、他人を見下して強がっていたのです。

僕はそのことが最初から分かっていましたから、彼に対して怒りや憎しみを感じることがまったくありませんでした。

それどころか『そういうことって誰にもあるよね』と、親しみを感じていました。
その結果、彼は『このひとは僕をバカにしない』と察して、心を開いてくれたのでしょう。

…とまあ、長くなってしまいましたが、最近はこんな感じのエピソードが本当に多いです。

普通なら『なんだこいつ』と思うような相手でも、すぐに相手の本音が分かるので、腹が立たない。

すると、いつの間にか仲良くなっていたり、自分だけはそのひとと上手く付き合えていたりする。

コミュ力が上がった証拠です。

このように、心理学を学んで『相手の本音』が自分なりに分析できるようになると、相手に対して怒ったり、怯えたりすることが減るので、勝手にコミュ力が上がって行きます。

コミュ力をあげたい!というひとは、ぜひ心理学を学んでみてください。

それでは!

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