「人生がつまらない…」
こんなふうに悩んでいるひと、多いですよね?
別にとりたてて貧乏なわけでも、会社で孤立しているわけでもないのに、なんかつまんない。
毎日・毎日・同じことの繰り返しで、楽しいことなんかほとんどない。
「こんな人生に、なんの意味があるんだろう?」
「人生ってこんなつまんないものなのか?」
そんな風に思っていませんか?
そこで今回は、年代別の「人生がつまらなくなる原因」と、その対処法についてご紹介します!
人生がつまらない20代の原因
20代というと多くのひとは高校・大学を卒業し、仕事を始めている年齢です。
最初のころは不慣れだった仕事にも2・3年も経てば慣れてきて、先輩からもそれなりに認め始められたころでしょう。
しかし、それは逆からみれば悪い意味で『慣れてきた』も意味しています。最初のころの新鮮さはなくなり、ただ与えられた業務をこなすだけ。要領もコツも掴んできたのでそうそうミスはしませんが、それがかえって刺激をなくしてマンネリ感を生み出します。
特に20代後半にもなるとその感覚は強くなってきて、サラリーマンにお馴染みの『毎日・同じことの繰り返し』を実感するようになり始めます。
独身ならばまだ恋人と遊んだり、趣味を楽しんだりする余裕もありますが、結婚して子供が生まれるとその自由もなくなり、さらに窮屈で刺激のない日々になります。
結婚や育児はもちろん喜びも大きいですが、喜びというのは一瞬だけ強く、あとは淡々とした日常に埋もれてしまうもの。育児や家庭を営む苦労が、日々の生きがいを奪ってしまいます。
このように、20代の「人生がつまらないと感じる原因」は、社会人や結婚生活に身体が慣れてしまい、新鮮さを失い始めてしまっていることが大きな要因なのです。
お金があっても大学生のように遊びまくるわけにもいかず、好きなひとと結婚しても独身時代のようにデートしたりふたりの時間を楽しむわけにもいかない。大人ならではの不自由さを体感している年代だと言えます。
もちろん、上司とうまくいかないなどの『社会人初心者』ならではの苦しみもあります。
人生がつまらない30代の原因
30代のひとは、20代よりも『人生がつまらない理由』に深みがあります。
なにかというと、
『自分の人生、このままでいいのかな?』
というものです。
仕事をキチンとこなせている、いない、結婚している、いないに関わらず、この30代というのは良くも悪くも『世の中』や『人生』、『生き方』というものが自分なりに見えてきます。
そして、自分の頭のなかで考える『充実した人生とはこんな感じ』というイメージと、現実との自分のギャップに落胆し、生きる希望を失ってしまうのです。
たとえば、サラリーマンとして生きているひとは、独立しバリバリと仕事をこなしてお金を稼いでいるひとに憧れたりします。「自分もあんな風に自分の会社を立ち上げて自由に生きてみたい」と思ったりします。
しかし現実の自分は、会社の歯車のように決められた部署で決められた仕事を延々と繰り返すだけ。
企業して大失敗することを考えると、独立する勇気も出ません。
『こんなことをしてみたい』
『こうだったら充実した人生になりそうなのに』
と思っているのに、それが実行できず現状維持のままの自分に失望し、単調な日常を繰り返していく…そのジレンマや自信喪失が、人生をつまらなく感じさせるのです。
私の友人も30歳になったばかりのころ、同じようなことを言っていました。
「定年までこの生活が続くのかと思うと、オレの人生つまんねーってマジで思うよ」
彼は結婚し子供も3人も恵まれていましたが、それでも『現状を維持し続けるだけの日々』に嫌気が差していたようです。
ちなみに独身の場合は、これに孤独感や別の意味の自信喪失が加わったりします。
(独身が心から好きなひとは別ですが)
人生がつまらない40代の原因
40代は、未来への不安が大きくのしかかります。
老後の心配や子供の将来のこと、健康面など、悩むことはたくさんあります。
それでいて、自分の将来には明るい材料がほとんどない。
「このまま生きていても、いいことなんて何もない」
このような考えに生きる気力を奪われているケースが多いです。
また、40代になると友達が少なくなり、誰かと遊びに行くことも一気に少なくなります。特に男性はその傾向が顕著です。
ある統計によると、日本の大人は年齢が重なるほどに友人の数が少なくなるそうです。学生時代は5人も10人も友人がいたのに、20代になると数人、40代になると1人いるかいないかまでに減ってしまいます。
悩み事は多く、未来に希望も持てず、心を許せる友達もいない。
それでも、毎日の退屈な日々は繰り返さなければいけない。
20代のようにただ単に刺激がない辛さでもなく、30代のように理想と現実とのギャップに悩むわけでもなく、『将来の不安と、単調な日常と、孤独』という3つお悩みが同時にやってくるのが40代なのです。
結果、人生が面白くないと感じるのです。
人生をつまらなくしている原因の正体
ここまで見てきて、「人生がつまらない」と感じる人たちの多くにはある共通点があることにお気づきでしょうか?
それは、
『具体的な不幸が起きているわけではない』
ということです。
たとえば重い病気にかかっていたり、大切な方が亡くなってしまったりなど、人生に絶望してしまうような悲しい出来事が起きた、というわけではありません。
この手のひとびとに共通しているのは、むしろ、
『何も起こらないこと』
『何も変化がないこと』
に、悩み、退屈を感じているということです。
もちろん、だからといって不幸な出来事が起きて欲しいと思っているわけではありません。
ただ、あまりにも変化のない日常と、自分の人生に嫌気が差してしまっているのです。
それこそ、『なんで生きているのか分からない』という状態です。
悩みはあっても希望はない。変化が欲しくても起こらない。起こせない。
そんな人生に嫌気が差してしまっているのです。
つまり、人生に飽きてしまっているのです。
何度も読んだ小説をまた最初から読み返しているのと同じです。
飽きるほどクリアしたゲームをまたプレイさせられているのと同じです。
人生がつまらない人というのは、人生に飽きた人という意味なのです。
そしてこの場合の『人生』とはつまり、『今の生活』を差しているのです。
今の生活に飽きたひとが、人生をつまらないと感じているのです。
人生を楽しくする方法はたったひとつ!
人生がつまらないと感じる原因が人生に飽きたことならば、人生を楽しくする方法はたったひとつしかありません。
今まで体験していないことを体験すること。
つまり、日々の生活に変化を与えることです。
しかし、そうはいってもなかなか出来ないと思います。
なぜなら、人間は変化を恐れる生物でもあるからです。
『新しいことにチャレンジしてみたいけど、そんな元気が出ない』
というのは、何もなまけものだけの発想ではありません。
多くのひとが同じなのです。
でも、だからといってこのままではずっとつまらない人生が続くだけ。
自分で変化を作らなければ決して人生は変わりません。
では、どうすれば変えられるのでしょうか?
それには、ひとつ非常に効果のある方法があります。
それは、自分の口癖や言葉遣いを変えることです。
人間の脳や心は自分の発した言葉に強く感化され、その通りの気分や感情をつくるという性質があります。
「人生つまんない」
と口に出していえば、本当につまんなくなってきます。
反対に、
「人生面白い!」
と言い続ければ、勝手に面白く感じてきます。
そんな馬鹿な…と思われるかもしれませんが、これは脳科学者や心理学者ならば常識中の常識であり、科学的な解明もとっくになされています。
だから、大昔のひとは「後ろ向きな言葉は使ってはいけない」とか、「辛い時は無理してでも楽しいフリをしなさい」と伝えてきたのです。
言葉が人間の脳に影響を与え、人生に影響を与えることをなんとなく体験的に気づいていたからです。
ですので、人生がつまらないと感じているひとは今すぐ、『あー、人生が楽しいなぁ!』と声に出してみてください。
なるべく大きな声で、自分の耳に聞こえるように言うのがコツです。
もちろん一度だけでなく、口癖になるまで毎日・時間を見つけて言い続けてみてください。
たったこれだけで、気分が明るくなります。人生が楽しくなります。
そして、元気が出てきたら、実際に人生を変えるための行動を起こしてみてください。
趣味の習い事を始めるのでも良いし、思い切って仕事を変えてみるのもアリです。
すると、間違いなく退屈やマンネリから開放されます。
そうなれば、人生は今よりも確実に楽しくなりますよ!
まとめ
〇人生がつまらないのはマンネリな日々に飽きているから。
〇口癖を変えれば元気になれる。
〇元気になったら自ら行動して変化を生み出す。
いかがでしたか?
人生がつまらないと感じる方々のために、原因と対処法をご紹介してみました。
人間は飽きる生き物です。(もちろん他の動物も飽きますが)
なにもしなければ、日常が単なる繰り返しになってしまってつまらなくなるのはある意味で当然です。
そんなとき、つまらない原因を世の中や他人のせいにせず、『自分が行動を起こさないからだ』と冷静に受け止め、そのうえで『行動を起こせるようになるための行動』をまず起こしてみましょう。
それには、言葉によって自分の脳を騙してしまうのがもっともてっとりばやいです。
たった一度きりの人生ですので、後悔のないように生きたいものですよね!
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